推手の練習方法は、太極拳の重要なものです。
この推手は、手が触れ合う事から皮膚から多くの情報を得ます。
この情報を基に力を使う事なく相手の力を無力化する事(これを化と言います)を目的とします。
力を使わない事によって徐々に感覚が鋭敏になってくる為、僅かな動きでも察知できるようになります。
相手の勁を聴く事からこれを聴勁とも言います。
また、推手の能力が上がれば、意を感知出来るようになり、身体が動く前を察知出来るようになります。
これが更に高まれば、相手の心が動くか動かない所で察知出来るようになります。
これは、陰陽が分かれる前であり、陰陽が分かれるその機である、太極を捉えるという事です。
つまり、あくまで太極を掴む事が推手の目的だと言う事です。
従って、勝とうとしない事が非常に大事だと言えます。
そうすれば相手の太極が掴み易くなります。
結果として勝ったとしても、太極を掴んで勝っていないのであれば、それは太極拳ではありません。
太極拳・伝統楊式系健気服扇功社・東京板橋教室では、太極拳の推手を中心に練習しています。十五式太極拳(伝統楊式系)、基本功法(気功)と推手(太極推手)を練習中です。 興味のある方は、下記をご参照下さい。
場所:仲宿地域センター 2階第一洋室(東京都板橋区氷川町12番10号)。
日時:月曜日 19:30~21:00
TEL 09051393289
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