太極拳の推手は、かつて道教の中での一種の禅問答のような健康運動であったと言われています。
その一番大きな目的は健康と長寿でした。
もちろん、太極拳の門派によって、多くの説があります。
太極拳自体を、道教とあまり関係ないと、解釈している流派もあります。
しかし、太極拳において、道教の影響は、多分に受けていると言えます。
一部では、太極拳や推手の練習は、道教の芸術とも呼ぶ人もいます。
また、推手と言う項目は、自分自身を謙って相手を尊重しない限り自分の推手のレベルも進歩出来ないと言えます。
現在の推手の練習は、下記のように分類出来るのではないでしょうか。
修練しづらいことから身に付く者も少なく、自分を含む、多くの方が生涯追求している、太極推手の本来の技術を練習するタイプの練習体形。
若くて反射神経も抜群で手の速さで勝負をする推手である、テクニック型の練習体形。
競技推手などによく見られる、力型推手の体形。
そして、演武用の套路(型)としての、形の優美さだけを追いかけている練習体形です。
当流では、太極推手の本来の技術を追求していこうと考えています。
太極拳・伝統楊式系健気服扇功社・東京板橋教室では、太極拳の推手を中心に練習しています。十五式太極拳(伝統楊式系)、基本功法(気功)と推手(太極推手)を練習中です。 興味のある方は、下記をご参照下さい。
場所:仲宿地域センター 2階第一洋室(東京都板橋区氷川町12番10号)。
日時:月曜日 19:30~21:00
TEL 09051393289
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