鄭曼青は、「腕なし名人」と呼ばれる、太極拳の名人です。
鄭曼青の太極拳は、敵の攻撃を受けた瞬間に弾き飛ばすような、技が不要の拳法であったと言われています。
この鄭曼青は、中央軍校拳擊教室教師を務めました。
この頃、陳微明と共に楊澄甫の『太極拳體用全書』を代筆したと言われています。
また、1938年には、湖南省国術館の館長を務めました。
当時は戦時でもあり国術館で拳法を学ぶ人数も多く、楊式のような100にも及ぶ動作を覚えるのは難しく、三十七式という短い套路(型)は初心者にはありがたかったようです。
鄭曼青の太極拳には、前述の叶大密の中架の影響だけではなく、楊健侯の弟子でありながら、楊式太極拳を捨て、秘伝太極拳の伝人になった張欽霖の影響もあると言われています。
鄭曼青は、張欽霖から、秘伝太極拳と左家内功心法を学んだとも言われています。
この時、張欽霖の師匠である左莱蓬に“力由於骨、勁由於筋”の拳訣を得て勁力を悟ったとも言われています。
後に、共産党との内戦に敗れた国民党に従い台湾に渡り、時中太極拳学社を創立します。
この後しばらく鄭曼青は、民国政府の議員、漢方医、教授、詩書画の作品発表等で活躍しました。
太極拳・伝統楊式系健気服扇功社・東京板橋教室では、太極拳の推手を中心に練習しています。十五式太極拳(伝統楊式系)、基本功法(気功)と推手(太極推手)を練習中です。 興味のある方は、下記をご参照下さい。
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